http://www.ninnin.net/blog/archives/001064.html
qmail + vpopmail + qmailadmin
当方のメールサーバは常設+固定IP付与のBフレッツベーシックプランで接続した ネットワーク内に有り,そのネットワーク内からはOutbound Port 25 Blocking (OP25B) 処置の影響を全く受けていないが,一部OP25Bの影響を受ける拠点とモバイルユーザ(softbank の通信カード使用)の為にqmailベースでsmtpd-authに対応したsmtpdを追加で立ち上げ, Port587を使用させて稼働する
OP25B対策が講じられる中で固定IPを付与されたISPアクセスポイントからのport25を使用したsendmailを持っている場合はこの内容を使用できるが,これもISPの規約に従っているモノであって将来にわたって使用が約束されているモノではない
用意するモノ
qmail-1.03.tar.gz (mirror)
qmail-smtpd-auth-0.31.tar.gz (mirror)
qmail-smtpd-relay-reject (mirror)
qmail-1.03.errno.patch (mirror)
まずは作業用のディレクトリに上記のモノを片っ端からfetchする
(/usr/local/srcの人もいればアタシのように/home/tmpなどとする人もいるのでご自由にw)
次にソースのtarを展開
tar xvfz qmail-1.03.tar.gz tar xvfz qmail-smtpd-auth-0.31.tar.gz
次に混乱を避けるためauth等のパッチをあてるソースディレクトリは名前を変更する
(すでにソースのディレクトリがある人はtar展開せずにcpからどうぞ)
cp qmail-1.03 qmail-1.03-submission
次にパッチ当て作業
cd qmail-smtpd-auth-0.31 cp * ../qmail-1.03-submission/ cd ../qmail-1.03-submission patch < auth.patch patch -p1 < ../qmail-smtpd-relay-reject patch -p1 < ../qmail-1.03.errno.patch
できあがったソースをmakeし,出来上がったqmail-smtpdをリネームして/var/qmail/binへコピー
make cp ./qmail-smtpd /var/qmail/bin/qmail-smtpd-submission
packet-workzさんのqmail + vpopmail + qmailadmin設定に基づいて作成された,起動用スクリプトを編集する
vi /var/qmail/rc
にて下記追加
[余談1]/var/qmail/rc全体のサンプルとしては下記
勿論/var/qmail/rcには+xしましょう
[余談2]/usr/local/etc/rc.dにOS起動時用/var/qmail/rcを読ませるスクリプトが必要です
vi /usr/local/etc/rc.d/qmail.sh
として
#!/bin/sh csh -cf '/var/qmail/rc &'
とし,chmod +xします
まずはvchkpwの調整
cd /home/vpopmail/bin chmod 4755 vchkpw chown root:vchkpw vchkpw
で行けます.次にパケットフィルタを使用しているならば,25番tcpポートの記述 そばにでも以下の3行を追加して,587番tcpポート用の穴を追加して開けましょう
add allow tcp from any to any 587 setup add allow tcp from any to any 587 add allow tcp from any 587 to any
以上